株歴30年生の雑感ブログ

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NY株式続伸 利下げ?

おはようございます

あれだけ騒いでおいてあっけなく上がるんですね、NY株式はいつもそうなんですよ。

世界で一番大きい市場なわけですが、米中貿易摩擦が懸念され、メキシコに関税をかけ、北朝鮮がまたかまってちゃんになり、で米国株は下落し悲観的観測が出ていたばかりだったんじゃないの?

今日もグーグルは1%下がったけど、それ以外は軒並み上昇。なんだか好調な市場を見ているような・・・じゃあなんで下がったんだ?

まぁ下がったから調整されて上がったんだと言われればそうかもしれないけども、下がった理由も上がった理由も、ある意味理由になってない。もっともその理由と言うのはマスコミが並べ立てた理由ですからね。下がって上がった本当の理由は他にあるのかもしれないですね、あまり考えないようにしよっと。

しかし、NYダウはチャートでは三尊天井を形成したのだろうか?一応、昨年10月の、

26951ドルを高値に昨年1月の26616ドル、そして今年4月の26695ドルとけっこう長い期間に跨りますが、数字的にはそうなっていると言えます。つまり、三尊は三尊と言う事で今後本格的な下落相場となるのか、それとも2009年から9年間上昇してきたことに対する1年半~2年に渡る踊り場形成であり、今後諸問題の解決とともに更なる上昇相場を作り上げていくのか、どっちになるのかと言う事です。

リーマンショックが未曽有の危機だったことでかなりの暴落相場となった事もあり、その後の反転相場からの高値更新相場はそれこそ振り返ると凄い上昇相場だったと思います。なにせリーマン後の最安値はダウでたったの6500ドルですからね。それが今や27000近辺まで上昇したわけですから。まさに4倍強も株価指数で上昇したわけです。

そんな上昇を見せたNY市場がここ1年半は高原状態を維持しているんですね。それまでに上昇した要因につてはけっこう出尽くしていると思うんですよね。5G、AI,IOT、自動運転、再生エネ、等々。これから上昇するためにはこれらの話が想定よりも早く実現し成長する事や新しいまた何か、例えば量子コンピュータがかなり近い将来実用化されるとか、月面で資源開発とか。何かこれまで以上の材料が出ないと、ただ米中が緩和とか、ブレグジットに動きがとか、イランと関係修復とか、そう言った理由は上昇要因ではありますけど、株価を押し上げて、高値を抜き去る要因になり得るかと言うとそこまでの力は持たないと思うんですよね。

だから基本はあまり期待しない方が良いと思いますけど。でも、米国株って上がるんですよね⁉何でだろ?やっぱりお金があるんだろうかね・・・

10年前にリーマンで暴落を経験し、それ以上の問題では無ければ、その都度調整してれば、暴落はしばらくはないよって事?だったら先日の500ドル安の時が買い場だったって事?それにしちゃ小さい下げだよね?下落慣れしてる?

よう分からんです。

やっぱり素人は現物を死ぬまで持つか、超短期で相場の流れに乗らせていただき、少しずつ取らせていただくかですね。いずれにせよ、難しいのは、株で儲けようとすと、必ずどこかの場面では売って利益確定をしないと実現益にならないので、いつまでたっても評価益の状態であると言う事。株価がある時点から下がってしまえば、それが時価評価益となるわけで、いつまでたっても利益ではないということですよね。なので現物株を後生大事に保有されている方々はそういう人だと言う事です。別に悪いわけじゃありません。むしろそれが最良なのかもしれません。ただ、それは株式に対する考え方ですよね。株を資産として考える方は、株価の上下は無関係ではないが一喜一憂しない。買って20年とか30年とかもしかすると子供の世代に引き継いでも良い、そういった無くなっても良い或いは自分では使わない資金を株にしただけという人であればなんの問題もないわけです。

しかし、資産としてではなく儲けの手段とする以上は売って確定する作業は必要となります。だからどこで買ってどこで売るのか、どの銘柄を買うのかなど色々迷うわけですね。資産の目減りをなるべく避けて行こうとするのであれば、高いところで買わないこと。そんなの当たり前ですが、では今は高いのか、安いのかこの見極めができるか出来ないか、結局は結果論になりますけど、その見極める精度を上げるしか、株で「儲けよう」と言う人には厳しいと言う事ですね。

 

なんとかそういう人物になりたいものです・・・